山田ゆうすけのブログ

いまなぜラジカセなのか!?(6)

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= ハイレゾ? それはちゃうやろ! =

久しぶりに渋谷の電気量販店に行って、気になる「ラジカセ」コーナーを見てきました。このブログでも書いてきたテーマ、今まさにラジカセ時代の再来か!? 手作りで音楽を創作している立場としては、その再現装置としてではあるが、ラジカセに音楽振興のための大きな期待を感じている。なのに、いきなり「High –Res CDラジオ」のロゴと宣伝が目に入ってきました。「それはちゃうやろう!!」「なんでハイレゾなの!?」。

ハイレゾとは、ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) の意味です。要は、今のCDの音質クオリティ(16bit 44,1KHz)より細かい分解能で音楽を制作し、再生するという意味で、もうデータ的にはディスク販売より配信・ダウンロードが中心になるでしょう。いくつかバージョンがありますが、「96KHz/24bit」という分解能スペックでCDの 3.26倍、「192KHz/ 24bit」でCDの6.52倍の分解能で、CDを大きく上回る高品質の新しいオーディオ録音・再生企画です。

要するに 、デジカメの500万画素が1000万画素になったとか、テレビの画面が「4K」→「8K」と高精細になっていくお話と全く同じです。しかし、こんな小さなスピーカーで、カジュアルに音楽を楽しむ装置において、部分的にどこか高価な金メッキや、ダイヤモンド装飾をしたような感覚で…?なにかズレというか、矛盾を感じます。例えれば、そこそこ見れればOKのスマホの画面に、8Kテレビの精細画像を要求するようなものです。

メモリー容量も、通信量も、費用も…なにかバランスが悪い。次々と発展していく技術に乗り遅れないようにこういったカジュアルな値段のセットにも導入して売らなければならない、「電気屋」さんの世界の事情は良く解る。しかしそれが必ずしも「音楽」の世界や「オーディオ装置」の発展のために良い方か?と言う意味で、過去の歴史の学習効果のない形だなと強く思います。一過性で終わるような…。それよりは、もっとコンパクトでとてもいい音の出る、そしておしゃれな昔の三洋電気の「ラジカセUFO」みたいなセットがほしいなあと思います。もちろんSDカードやUSB対応もしてほしいし、PCとの接続やBlue tooth対応も必要でしょう。でもそれ以上に、小型でいい音の聴けるステレオスピーカーと、カセットの録音・再生をつけたセットの発売を強く望みます。

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