山田ゆうすけのブログ

歌つくりレシピの巻(9)


【女の子のおいて行った手紙3】
 おうちに入れなかった置いてけぼりの女の子に、「コンビニで待ってます」というお手紙を書いて家の前に置いておこうねという心温まるストーリは素晴らしいと思いました。
しかし、あたまのあめりかんどっぐに続くその内容がちょっと長ったらしくて、伝わらない…。

近くて便利なコンビニ おいらは生まれた

ガラスケースの中から 見守るお店のドラマ

ひざっこぞうを擦りむいて

お目めに涙 いっぱいためた近所の女の子

「お家にママがいないの…」と小さな体ふるえてる

そんな時は

お家の見える ガラスの前にイスを置いて 

一緒にママを待った

ひざっこぞうに ばんそうこう

「近くて便利な~ドラマ」で自己紹介をしているのだが、これに2行も使うのはちょっとウザったい。
「コンビニは、近くて便利」なのはみんな知っていますよね。
「見守るお店のドラマ」って、自分で詞の中で「番宣」してどーしますか!?
ととにかく短く、シンプルでそれでいて言葉が沁みて欲しい!と厳しい攻撃をしました。

と言うのも、

ばうわう ばうわう あめりかんどっぐ
ばうわう ばうわう あめりかんどっぐ

と、あたまは2回繰り返しの2行で4小節にまとめた後の歌中(物語の中身)は
「Bメロ」として8小節、「Cメロ」として4または8小節として計12~16小節くらいに
コンパクトにまとめたいのです。

そしてもう一度頭の「Aメロ」を繰り返して終わる。
だんだんと全容が見えてきました。こうして全体の構造を設計した後、今度はIちゃんとそれにふさわしく思いが伝わる詞をコンパクトに縮めて、それでいてインパクトを上げるという改訂・調整の宿題を出しました。
そして私の方は実際にどんな音楽を目指すのかのテイスト創りに入ることにしました。