山田ゆうすけのブログ

歌つくりレシピの巻:くまもと弁の歌!?③


 

「酒井さん、こんな想定内の歌作りじゃなくって、思いっきりラップとかレゲェとかはじけてみませんか?」思わず、極端なアイデアを言ってしまった。

「イヤー、それは面白そうだけど、一体何がどうなるとですか?」

酒井さんが目を白黒させているようなお顔が電話の向こうで想像できた。

何回かのやり取りのあと、酒井さんには「ラララ」でサビのメロディを作り、その後半には強制的に「Wow Wow  Wow」を入れて、「レゲェ」のリズムを提案した。いわゆる「メロ先」に対する

「詞のハメコミ」である。

そして送られてきたのがこの詞である。

『じいじのゆらぎ』

俺の気持ちを

からかう 蝶々

男ごころを舐めているのかい

舐めてみようかな 甘いならって

とっても揺れる じいじのゆらぎ

淑女も 熟女も 最高な女をめざし

とっても まぶしい 厚化粧

貴女も昔は美しかったと 口が裂けても言われませんよ

ゆれる ゆれる 気持ちがゆれる

WOW WOW WOW WOW   

胸を揺らして サンバを踊ろうよ 

WOW WOW WOW WOW 

男ごころがゆれるのさ じいじのゆらぎ

(1番のみ)

 

おっ!面白くなってきた。ある種生々しい等身大の作品だと思った。

酒井さんのいう「ゆらぎ」は、まだまだ何かに時々「動揺する」自分がいることがあるとおっしゃった。「いつまでも色気を失わないことですか?」「ご自分の若いころの思い出と、今の何かの重ねあわせですか?」と何度かしつっこく聴いてみた。

「まあ、そんなところかな」と当たっているような、当たっていないようなゆらぎの(?)お返事。この、うまく言えな、人それぞれで感じて欲しいというところを歌にしたいようである。

 

ではこのサビのメロディを実際に音源で聴いていただきたい。(音源はKeyC#)

リズムは結局ゆっくり目の『レゲェ』である。

最初が、「ラララ」で送った「メロ先」である。

そして後半、酒井さんの詞をはめてみた、また最後の1行のメロディ作りも、この勢いですらすらと出来てしまった。

これは面白くなってきた。そしてこの音源を送るタイミングで酒井さんに次の宿題(試練)を押し付けてしまった…。

「酒井さん、どうですかこのレゲェバージョン。カッコいいでしょう!」「イヤー、素晴らしかとですよ!」と満面の笑みが電話の向こうで想像できた。

「じゃ酒井さん、これだけ詞も全体が出来ているので、これを熊本弁にしてください!」

「はあっ?」酒井さんの驚きの声を今も忘れない。やっと「くまモン弁の歌」につながっていく。

続き、「お・た・の・し・み・に!」