山田ゆうすけのブログ

歌つくりレシピの巻:私の歌を作ろう!~無いもんねだりやね~③


「軽めのポップス」という狙いで【Funky R&B】というリズムで、まずはサビの部分の仮のメロディを作ってみた。自分なりに詞をより関西弁に近づけいじってしまったのだが、まずはこのサビフレーズを作詞の佳代さんと、アドバイザの堀越そのえ先生に音源を聴いていただいた。

 

「〈ウチもあんたがホンマにうらやましい〉、関西弁のテイストとても良いと思います。ただ、メロディはこれも覚えやすくていいのですが、もう少ししっとり感があってもいいかな?と思いました。複雑な女心を歌っている歌詞なので、あまり明るいメロディだと、悩みが軽く聞こえるというか…。」とそのえ先生のコメント。

 

なるほど、そういう風に感じたか…。そして、佳代さんもコメントをしてくれた。

「メロディーなのですが、これはこれで面白いかな。と思ったのですが、聴いて下さる方の立場で考えると、少し言葉が流れてしまうのではないかと感じたのが第一印象でした。」

 

まったく0勝2敗で【Funky R&B】というリズムで軽めのポップスという狙いは見事に受けなかった。

 

 

お二人との熱い創作話し合いは続く。

 

「たとえばですけど、やしきたかじん〈なめとんか〉と中島みゆき〈悪女〉を足して2で割ったような感じとか。佳代さんを、女版・たかじんにしちゃうとか? 大阪弁がいい味出している歌詞なので、ギター1本で歌ってもサマになる、ブルステイストも似合うかもしれませんね。」

と、そのえ先生の目からうろこの絶妙コメント!なるほど、さすがだ〈やしきたかじん〉か!

 

そして、佳代さんからも追加の感想が来た。

「堀越先生のおっしゃる通りしっとりとそしてシンプルにピアノやギターを効かせる感じがいいなあと思いました。でも例えば誰の何々という具体的な物が出てこなくて申し訳ないのですが、堀越先生のご意見の『女版 やしきたかじん』この言葉が、ピッタリ来すぎて笑ってしまいました。

流石です!!私の中はフォーク、ブルースこんな言葉が浮かびます…。」

 

なるほど。。。かなり納得の方向性だ。

それだったら徹底てきに大阪・たかじんテイストで行こう!ということで、タイトルも「無いもの…」から「無いもんねだりやね」と提案し、これは全員賛成の満票ゲット! 以下1番の詞(3)

 

 無いもんねだりやね 3

佳代

「久しぶりやな。元気しとったん?」

13年ぶりに会うたあきちゃん

マシュマロみたいな可愛さは 同じやけど

すっかりママの顔に変わっていた

 

「6歳と10歳の息子に怒鳴ってばかり

旦那は稼ぎが無いのに デカい面やし

自由がある よっちゃんが ほんま 羨ましい」

そんな言葉がチクリと胸に刺さる

 

無いもんねだりやね うちもあんたがほんまに羨ましい

自由なようでそうではないんやよ

私は私で不安で 酒を煽ってる

 

無いもんねだりやね 隣の芝生を覗いては

みんな「自分」を探して生きている

何してるんやろうな 10年後のうちら

 

 

最初の4行をAメロ、次の4行をA’、そしてサビをB、B’として3行ずつ繰り返す。

ベイシックでシンプルなバラードにした。

とくに、関西弁のニュアンスが出来るだけ出るようにメロ、音符の上がり下がりには気を配った。

何と言っても、16分音符でたたみ込まないとこの14行という長い詞をうまく表現できない。

簡単に楽譜も紹介しておく。

まずは、Aメロと、Bメロのトライの仮デモをお聴きいただきたい。

(鼻風邪・鼻声は我慢してお許しを…)

さて今度はどんな感想が返ってくるだろう!? 楽しみでもあり、少し心配…。