世は歌につれ 月刊「FACTA」連載

世は歌につれ 月刊「FACTA」連載

「ざんげ」「石狩挽歌」 北原ミレイの歌は「文学」だ|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

12.「ざんげ」「石狩挽歌」 北原ミレイの歌は「文学」だ さほど誇ることもない私の人生だが、そのときどきの流行歌と記憶が結びついている。新聞社の大阪勤務となって初めて新幹線に乗ったころ、森進一の「港町ブルース」が流行って […]

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「私と歌謡曲」いかにこころをつかむか|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

11.「私と歌謡曲」いかにこころをつかむか 私の名刺の裏には音楽プロデューサー・歌手と小さく書いてある。そうなのです。ときどき頼まれたらステージで歌うのです。カラオケ大会の審査員を頼まれることもある。素人なのでプロ歌手の […]

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「昭和」の象徴ひばり・旭|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

10.「昭和」の象徴ひばり・旭 美空ひばりは短歌を詠む。9歳からスターとして活躍していたひばりはおそらくほとんど学校へ通えなかっただろう。しかしながら、彼女の書いた文章や遺されている短歌などを見ると、その知的レベルには舌 […]

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“弟”から見た“姉”島倉千代子|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

9.“弟”から見た“姉”島倉千代子 私の手元に島倉千代子が愛用していた国語の辞書が何冊かある。いずれも箱の裏側に島倉千代子と名前が書き込んである。さほど忙しくないとき、彼女はよくパラパラと辞書をめくっては読んでいた。10 […]

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「お願いもう一度」 ちあきなおみ|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

8.「お願いもう一度」 ちあきなおみ ちあきなおみのこの歌をぜひ聴いてほしい。ユーチューブでも可能です。   霧笛(むてき)(難船) 霧笛が啜(すす)りなく 海沿いのホテル これが最後の旅と 決めたはずなのに […]

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五木ひろしが別の芸名だったら|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

7.五木ひろしが別の芸名だったら 1970年の大阪万国博の年だったから良く覚えている。私は新聞社の大阪社会部の記者だった。めったにテレビは見なかったが、月曜日の夜の読売テレビの歌番組は見ていた。長めの髪の若者が10週連続 […]

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かくして演歌は「北」へ向かう|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

6.かくして演歌は「北」へ向かう 打ちひしがれて「南」へ帰る歌というのは寡聞にして聞かない。「北」の歌は概して暗い。男唄なら世間を捨ててさすらいの旅に出るか、すがる女を振りきって行くか。女唄なら別れた男を追いかけて吹雪の […]

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「お千代」「ひばり先輩」の絆|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

5.「お千代」「ひばり先輩」の絆 島倉千代子は作曲家船村徹にこう話しかけた。「先生、私にもみだれ髪のような曲を書いてくれませんか」。それより50年ほど前、2人の間に同じような会話があった。コロムビアでデビューしたばかりの […]

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団塊世代のアイドル小田純平|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

4.団塊世代のアイドル小田純平 小田純平。62歳の歌手である。挿し絵の写真を見てほしい。人形だが実物よりも小田純平らしい。バンダナキャップに黒いサングラス、丸い鼻の下の見事な髭。そして名前がいい。雑誌ビッグコミック連載の […]

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魂を揺さぶる清水博正の歌唱 |月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘

3.魂を揺さぶる清水博正の歌唱 4、5歳のころには岡晴夫の「憧れのハワイ航路」や近江俊郎の「湯の町エレジー」を私が歌っていたというから、少なくともこれまで70年は歌謡曲と付き合ってきたことになる。歳を重ねるごとに好きな歌 […]