上原千季


自然災害で大変な被害をこうむった広島から、とても歌を歌う気になれなかったが、せっかくの機会だからと背中を押してくれる人たちの声で大舞台に立った上原さん。テープ審査のときは高い透き通った声と、名前で、女の人だと思い込んでいた。(田勢康弘)

海上自衛隊の用賀拠点でのリハーサル時のインタビューから、西日本を襲った豪雨の被災者を思って涙ぐんでお話していたことがすごく印象的でした。
とてもきれいなハリのある伸びやかな高音が魅力的ですね。「花」のやさしさだけではなく、強さも表現したかったというコメント通りこころの伝わるボーカリストだと思います。もっとリズムのある作品などを歌ったらどんなに化けるかなど楽しみな方です。ブラスバンド経験者であることから、東京音楽隊にも興味が深いようで、これから歌だけではなく音楽そのものに多角的にチャレンジして欲しいアーティストだと思いました。お名前が特徴的で、このままアーティスト名バッチリですね。(山田ゆうすけ)


2018年8月5日 第2回全日本こころの歌謡選手権 決勝大会
こころ歌大使 上原千季さんの歌唱 課題曲『花』

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