外山裕二


お身体はその後いかがでしょうか。大変な状況での挑戦でしたね。それにもかかわらず歌は素晴らしかったですよ。テープ審査のときはファルセットだろうと思っていましたが、地声であの高い音が出るのですね。キーの高さでは小田和正クラスではないでしょうか。予選司会の外山さんは同じ宮崎の同じ名前と興奮していました。(田勢康弘)

ひまわり海岸の中の歌詞で「歩くのが」の「が(トップノート)」が上のBbというほとんど女性と同じKeyというとんでもない高いkeyの持ち主で、美しいハイトーンが冴えていました。どんな歌を歌われても、ご自分のオリジナリティが出せるタイプだと思います。ひまわり海岸と言う歌に、命の大切さを感じたという自らのアクシデントに重ねて詞の内容をしっかり歌っていきたいというピュアな姿勢はすごく好感が持てました。
この方のボーカリストの潜在力は素晴らしいものを持っていると感じました。たとえばボサノバロックや、ラテンぽいもの、あるいは昭和の歌謡ポップスなど、いろいろなものを聴かせてもらいたいなという、作り手としての興味を感じました。その後出演されたNHKののど自慢大会でも優秀な成績をあげ、多くの方から支援される歌手の可能性をすごく感じて、ぜひ「歌謡曲ルネサンス」国民運動の旗頭として、こころ歌大使として大いに活躍を期待しています。(山田ゆうすけ)


2018年8月5日 第2回全日本こころの歌謡選手権 決勝大会
こころ歌大使 外山裕二さんの歌唱 課題曲『ひまわり海岸』

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