昭和歌謡裏話、こぼれ話

田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「歌手の序列」


「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス

10.歌手の序列

これはなかなか微妙なテーマである。数人の歌手が同じ歌謡曲のショーで歌うときに、問題になるのはまず楽屋である。NHKホールであれば「第一楽屋」にだれが入るか。そのことを考えてどちらが上か下か判別がつかないような組み合わせは避けているようだ。

NHKの「のど自慢」のゲスト。番組冒頭の紹介のときはベテラン歌手が先、しかし最後にゲストとして歌うときは一年でも先にデビューしたほうが後で、つまりトリで歌う。このルールはかなり順守されていて、ヒット曲の多さや人気の高さなどはあえて考慮していないようだ。

島倉千代子がNHKホールの第一の部屋に入るとき、部屋に入る前にとなりの第二の部屋に挨拶に入って行った。「ごめんなさいね、サブ」という声が聞こえた。歌手デビューは自分のほうが先輩だが、年齢も人気も上の北島三郎に仁義を切ったのである。


「逢いたかったぜ/岡晴夫」を島倉千代子さん北島三郎さんお2人で歌われたとき

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