【女の子のおいて行った手紙1】
ドラマとして完成された詞を一気に書くのではなく、まず「短編物語」的に「~の巻」のようにお話をいくつか書いていき、そしてそのストーリに合った内容で「数え歌」のように全体を作ってはどうか?というアイデアを提案しました。
なにかと労働条件や、経営戦略に関してなど新聞等メディアでの話題には事欠かない業界です。しかし、毎日そして24時間営業されているコンビニにはそれこそいろんな人の人生や生活、もっと言うとある人の生き様まで垣間見るくらいの場所になっているのではないか?と思い、その主役を店長とその分身であるあめりかんどっぐにしたドラマがほしいなと思いました。
Iちゃんに授けて約1週間たちました。
来ました来ました、なかなか素敵なアプローチです!
まずは、その①「女の子の置いて行った手紙」です。
ばうわう ばうわう あめりかんどっぐ
近くて便利なコンビニ おいらは生まれた
ガラスケースの中から 見守るお店のドラマ
ひざっこぞうを擦りむいて
お目めに涙 いっぱいためた
近所の女の子
「お家にママがいないの…」と
小さな体ふるえてる
この作品はまだ詞としてはまとまりに欠けていて、まだどう聴き手に沁み込ませるかというポイントではたくさん課題が残ります。
でも、彼が撮った女の子が書いた手紙の写真を見てください!
私はこれはいける!と確信しました。
こうした作り話ではなく、本当にあった話を歌にするという手法で、Iちゃんは何かを見い出してクリエータとして成功するのではないかな?
なんて、無責任ながら私もやる気が湧いてきました。