【アイワブランド復活! 】
アナログレコード会社、プレーヤ会社から続々ビジネス再開?のニュースが集中したことをお伝えしました。同時に(6/30)の朝日新聞や、Web各社はオーディオブランド「アイワ」の復活を報じ、またラジカセなどを供給するそうです。☆中高年は懐かしい 10年ぶり復活の「aiwa」は売れるのか? (日刊ゲンダイ)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/207937
そういえば少し前にもカセットテープの需要復活と共に、かって市場で音質向上を競い合ったメタルテープの再生の可能なラジカセ対応の製品も出てきた。
☆カセットテープ人気は本物か?メタル再生、デジタル化可能なラジカセも登場(THE PAGE)
https://thepage.jp/detail/20170605-00000006-wordleaf
これまで紹介してきたアナログレコードや、ラジカセ復活の話題がすぐに音楽産業の復興に大きな影響を与えるか?というと、そう簡単なものではないとやはり思ってしまいます。
しかし、音楽を聴き手に届けるメディアや再生装置としてではなく、別の意味があるはずです。ただ便利で、コストパーフォマンスの追求だけの効率化、合理化の中で埋没してしまった「音楽の価値」が見直されていく一つのきっかけにはなるのではと強く思います。
レコードやカセット以外にも、アナログならではの手間がかかるがそれがかえって楽しい、と人気が出ているのに「写真」もあります。あの富士フイルムの「写ルンです」ですが大人気のようです。
スマホで簡単にキレイで便利な写真が撮影できるのに、あえて、フィルム(銀塩フィルム)のカメラで撮影する若い人が増えているそうです。
もう一つ面白いなという裏話はあります。
こうした、アナログ復活のための商品開発に、定年退職してイマイチぱっとせず(失礼)順調に年を重ねていた団塊の世代前後の「昔のプロエンジニア!」たちが、水を得た魚のように頑張っているそうです。これは面白い現象だなと思いました。
高齢者社会になり、「ヒマ」で「お金を持っていて」「元気で」「でもケチ?(失礼)」な高齢者層が(私もその一人ですが!)新たに輝きを増し、労働需要も含めて新たなマーケットやビジネスモデルを開拓していくことは、誠に祝着至極に存じます!