サビメロがやっとできました。それでも、歌う人達が「平均75歳くらいかなあ…?」と聴いて本当に大丈夫かな?という不安があるものの、歌の最初Aメロ作りに進むことにしました。 前回書いたように、ダイレクトに「東京オリンピック」という表現は難しいのでやめました。みんなの夢をうたった、世界は一つなんだということを強めて、周東先生とやり取りしながら作り直したAメロ(歌の最初の部分)が以下の詞です。
感動と愛のステージ 世界を一つに
希望と夢を載せて この日を迎えた
サビのメロディを高音部で高揚させてインパクトを強めたいので、低音部から穏やかに歌い始めるパターンにしました。それでも明るくリズミカルな歌にしたいので、ある程度メロディは弾ませました。とはいえ「感動と愛のステージ」ですので、メロディを上下に揺さぶって躍動感を作っています。穏やかにと言ってみたり、躍動感と言ってみたり、なんか矛盾だらけですが、歌作りって、大隊半小節単位くらいのパーツの寄せ集め的作業なんです。
これでAメロと呼ばれる最初の2行を8小節にまとめることが出来ました。
楽譜【D】をご覧ください。
そして、1番に合わせて2番の詞も少し作り変えました。まだ少し気になる部分もありますが、こういった場合どんどん作っていって、最後に全体を歌っていきながら細かく調整をします。
つなげよう愛の力で 世界に伝えよう
日本のもてなす文化 世界へ広がる
白衣と聴診器を首から下げた人とのユニークな作品作りは、診察室でお昼休みの40分間を利用しての歌作りミーティングでした。