「うん、これはすばらしー!」と二人で自画自賛。
聴診器を首にかけたままの周東先生との歌づくり。
なんと、ここ南越谷健身会クリニックでは病院の3階が総合健康センターのようになっていて、ジムやマッサージ室はもちろん、カラオケスタジオや、ダンススタジオがあり、患者さんにタダ同然で開放しています。
そこにあるピアノを弾きながらの「音符と歌詞の手術!?」のような作り方です。
さて、前回仕上げたBメロはちょっとキーが低かったので、今回から3つアップして「C →Eb」で行くことにしました。 Ebにアップした楽譜です。そして歌った音源も聴いてみてください。
Bメロ譜3 【G】
いかがでしょう? キーCで歌っていた時とは違ってかなり明るくなりました。やはり3つもアップすると変わってきますね。
さて、ここまで作ってきて、全体をまとめて繰り返して歌ってみたのですが、キーをアップしたことも絡んでここへきてどうも最後のサビである「フレーフレー」がどうもイマイチ盛り上がりません。
なんか平坦な感じがするのと、どうも能天気っぽくってもう少し「オチ」と「泣き」が欲しくなりました。
具体的には、これまでの【C】メロのように高い音をなだらかに低い音に落としていくのではなく「フレー」の「フ」を下から思いっきり1オクターブ右肩上がりに打ち上げることにしました。しかもその「フ」は前の小節から引っかけてドライブ感を加えてみました。これで「能天気感は払しょくできるはずだ!」の強い思いです。
そして、最後の「世界が一つに」のところで半音階のメロディと「G7」という泣き虫コードを使って「ここでこうは来ないだろう?」と思わせる日本人大好きな泣かせるメロディをちょこっとだけ入れました。
楽譜に青色の→と改訂した赤色の→で、その「ドラマチック性!(言いすぎかな?)」の違いを見ながら音源を聴き比べてみてください。
(★スミマセン! 音源の中ではHを間違えてGと言っていますが…、気にせず聴き比べてみて
ください。)
Cメロ譜2 楽譜【C】、楽譜【H】
いかがでしょう。だいぶんイメージは違うと思います。
周東先生はすごく感激しちゃって、「これなら日本だけじゃなくって世界中の人が楽しんで歌ってくれます!」と涙ながらの興奮でした。(さすがに、すこし大げさだと思いはしましたが)
こうして「フレーフレー東京・世界を一つに」の全体が完成しました。
いよいよ編曲、そしてレコーディング、PV制作と最終回に近づきます。