わすれな草のメモリー～Forget me not ～／林彦賓 | 全日本こころの歌謡選手権大会

2022年10月30日（日）とうほう・みんなの文化センター　小ホールで行われた第2回「こころ歌」作詞/作曲コンテスト作品発表陸上自衛隊東北方面音楽隊による伴奏の本番ステージフルサイズ動画です。
課題曲歌手、作家のインタビューとともにご覧ください！

わすれな草のメモリー　～Forget me not ～／林彦賓【全日本こころの歌謡選手権第3期課題曲】

【全日本こころの歌謡選手権新課題曲】わすれな草のメモリー　～Forget me not ～／林彦賓　レコーディング風景

わすれな草のメモリー　～Forget me not ～　林彦賓（作詞：マヒルムラサキ　作曲：彦坂恭人　編曲：杉山直樹）

作品の紹介

愛する人と死に別れて、その人の声を年に一回、留守番電話のアナウンス「留守にしております」で聞く。それをもう18回も繰り返している。こんなに愛されるってどういう二人なのだろう。部屋の中も読みかけの旅行雑誌も18年前そのままなのだ。羨ましいと感じるか、息苦しくなるかあなたは？そっとささやくような林彦賓のハイトーンがミリョク的。

林彦賓のプロフィール

日本が大好きで、関西の大学、大学院へ留学。琴、三味線、茶道など日本文化への造形も深く、またソーシャルダンスにも取り組む多彩なアーティスト。今回の課題曲歌手の経験を通じてもっともっとたくさん日本のいい歌を歌いたい。とくに、演歌・歌謡曲など日本語の美しい歌にあこがれる。そして、近い将来は自分の歌でアジアを始め、広く海外にも発信していきたい。

作者コメント

作詞　マヒルムラサキ

想像しやすいシチュエーション・気持ちよく声を出せるような雰囲気をイメージしながらペンを動かしました。別離を経た人がドライであればある程、その過程にあった哀しみを推し量れるのではないかと、『わすれな草』は語っています。喪失の渦中にいる方々の心に少しでも寄り添うことができれば幸いです。

作曲　彦坂恭人

令和二年の春に家族を亡くし、世の中はコロナ禍に見舞われ意気消沈している時にこの素敵な詞に巡り会いました。｢喪失の悲しみ｣は｢時｣が癒してくれるはず…とは知りながら、やはり傷跡は永遠に消えることはないのかもしれません。このバラードがそんな悲しみに寄り添い、前に進む力になってくれることを心から祈っています。

歌手　林彦賓

「姿がなくても　いてくれる　いつも」残された人が常に想うその気持ち。これからは貴方と一緒に新しいメモリーを作ることはないけれど、今まで貴方と作ってきたメモリーで生きていくと訴えているのでしょう。さらに、その憶い方はいつの間にかルーティーンのように、決まった時、決まった場所で自然と思い出す。もう姿はないけれど、私の中で生き続けている貴方がいると言わんばかりに…。本当は「もう一度会いたい！」「忘れられない！」という切なくて悲しい想いの詞と、明るい曲調とのギャップ。すなわち、姿のない貴方を想う時は、いつも心の中は幸せな気持ちでいっぱいであると私なりに解釈している。この度は、こころ歌大使として歌手デビューする機会をいただき、誠に光栄に思っております。感情がいっぱい込められた歌詞と明るいメロディーが合わさった、人の心を暖かくする作品と感じながら、初のレコーディングをさせていただきました。素晴らしい作品に出会えたこと、携わらせていただいた方々に本当に感謝を申し上げます。これからも歌詞の一文一句を大切にメロディーに乗せながら歌っていく所存です。皆様の応援を何卒よろしくお願いいたします。

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