8.「お願いもう一度」 ちあきなおみ ちあきなおみのこの歌をぜひ聴いてほしい。ユーチューブでも可能です。 霧笛(むてき)(難船) 霧笛が啜(すす)りなく 海沿いのホテル これが最後の旅と 決めたはずなのに […]
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五木ひろしが別の芸名だったら|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
7.五木ひろしが別の芸名だったら 1970年の大阪万国博の年だったから良く覚えている。私は新聞社の大阪社会部の記者だった。めったにテレビは見なかったが、月曜日の夜の読売テレビの歌番組は見ていた。長めの髪の若者が10週連続 […]
かくして演歌は「北」へ向かう|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
6.かくして演歌は「北」へ向かう 打ちひしがれて「南」へ帰る歌というのは寡聞にして聞かない。「北」の歌は概して暗い。男唄なら世間を捨ててさすらいの旅に出るか、すがる女を振りきって行くか。女唄なら別れた男を追いかけて吹雪の […]
「お千代」「ひばり先輩」の絆|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
5.「お千代」「ひばり先輩」の絆 島倉千代子は作曲家船村徹にこう話しかけた。「先生、私にもみだれ髪のような曲を書いてくれませんか」。それより50年ほど前、2人の間に同じような会話があった。コロムビアでデビューしたばかりの […]
団塊世代のアイドル小田純平|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
4.団塊世代のアイドル小田純平 小田純平。62歳の歌手である。挿し絵の写真を見てほしい。人形だが実物よりも小田純平らしい。バンダナキャップに黒いサングラス、丸い鼻の下の見事な髭。そして名前がいい。雑誌ビッグコミック連載の […]
魂を揺さぶる清水博正の歌唱 |月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
3.魂を揺さぶる清水博正の歌唱 4、5歳のころには岡晴夫の「憧れのハワイ航路」や近江俊郎の「湯の町エレジー」を私が歌っていたというから、少なくともこれまで70年は歌謡曲と付き合ってきたことになる。歳を重ねるごとに好きな歌 […]
圭子ヒカルの「母子舟(おやこぶね)」|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
2.圭子ヒカルの「母子舟(おやこぶね)」 ダンスパーティーで誰からも誘われない壁の花のように少女は所在なげだった。この少女が何者かを知っているのは天井の高いこの部屋にいる百人ほどの招待客の中でも私ぐらいだろう。招待客の中 […]
堺屋氏死去 時代を鋭く見抜く力 〜四国新聞「愛しき日本」より 2019年2月11日〜
四国新聞「愛しき日本」より 2019年2月11日 四国新聞の記事はこちら https://www.shikoku-np.co.jp/feature/tase_column/20190211.htm 堺屋太一さんが亡くなっ […]
山田ゆうすけのボーカルレコーディングレッスン in 丸亀ブーケ
ボーカルレコーディングレッスンというのは歌った音を録音して、その場でいっしょに聴きながら、どこがどういう風に良くて、どういう風に良くないかを確認しながらレッスンする方法です。 「こころ歌」の活動を熱心に応援下さっているフ […]
新連載! 「歌謡曲ルネサンス」事始め|月刊「FACTA」連載 世は歌につれ/田勢康弘
1.「歌謡曲ルネサンス」事始め 74歳のいま、毎日、歌謡曲と暮らしている。といってもカラオケボックスに入りびたりというわけではない。あまり本気にしてもらえないが、ダメになっている歌謡曲のために、余生を捧げる覚悟で歌謡曲ル […]