昭和歌謡裏話、こぼれ話

田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「歌のうまさとは何か」


「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス

9.歌のうまさとは何か

カラオケでどれだけ高い点数が出るかというテレビ番組が人気を呼んでいる。100点満点で98点台と驚くべき点数を出す人がアマチュアにもいる。うまいな、とは思うが、だからといって心が震えてきたりはしない。ライブの音楽では、伝わるものがあって聴いているだけで涙でぐしゃぐしゃになることがよくある。

歌手が自分のヒット曲を歌ってもいい点数にならないこともある。基本的に楽譜通りにきちんと大きな声で歌えば高い点数になるが、歌手の個性はまた別のところにある。かなり昔、島倉千代子とカラオケへ行って、何の歌だったか忘れたが自分の歌を歌って70点ぐらいしか出ずに、しょげてたことがあった。

楽譜通りに歌わないからだ。つまりこまかい小節や大月みやこの最後の張り上げる部分などはあきらかに楽譜と別の歌い方をしている。ユーミンや中島みゆきなども自分の歌でも高い点は出ないだろう。

良い点数を出そうと思ったら、まず

①マイクを水平に口元に近づける
②歌い出しと各小節事の最初の一音をはっきりと歌う
③語尾は息が続く限り長く伸ばして歌う

がコツだそうだ。

そしてもうひとつ、点数と関係ないが歌を最後まで聴いてもらいたければ、あまり知られていない曲を選ぶ。有名な歌は、聴いている人が「自分のほうがうまい」と思ったり、メロディの間違いに気がつかれてしまうからだ。


カラオケで熱唱している1枚

 

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