昭和歌謡裏話、こぼれ話

田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「カラオケ大会」


「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス

11.カラオケ大会

カラオケ大会の審査員を頼まれるようになった。朝から夜まで200人くらいの人の歌を聴く。
聴きながら講評を書き、点数をつける。100点満点だが、予想以上に難しい。講評を書いているうちに次の人が歌い始める。
毎年行うのが恒例になっている大会は、主催者が「なるべく励みになるようなことを書いて欲しい」と言う。
来年、出るのをやめようということになったら困るからだ。
ぼくが一番書く言葉は「もう少しメリハリをつけて歌って欲しい」「口先で歌わずに腹から声を」「高音で張り合上げるところにばかり気持ちが集中しているけれど、歌が人の心にうまく伝わっていくかどうかは低音できまる」など。
書くことがなくなると「別の歌も聴いてみたい」などと書くこともある。

カラオケ大会の会場で休憩時間に「先生に別の大会で書いていただいた講評に勇気づけられ歌っています。ありがとうございました」などと言われることがある。「それはそれは」と返すが、もちろん何を書いたかもその人が何を歌ったかも覚えていない。

でもあれだけ喜んでくれるなら、やはりもっと褒めてあげようかな、と思ったりしている。

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