勝負どころでメロディを決める!その2『弓』 繊細な歌唱でドラマの幕開け 作曲者は詞の持つドラマ性を伝えるために様々なメロディ(音程)とリズムを模索する。その中でメロディとリズムをどう刻んで表現するかという符割りはとても重 […]
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北の微笑外交
「妹」演ずる冬のソナタ 四国新聞「愛しき日本」2018年2月19日より 「金与正(キムヨジョン)」という女性をあなたはどう思いますか? うわべだけの微笑み外交に騙されてはいけない、という声もあるが、初めて国際舞台に登場し […]
絶対に外してはいけないキメのフレーズ その1『回転扉』
勝負どころでメロディを決める!その1『回転扉』 符割りをかっこ良く決める 「課題曲の歌唱は楽譜通り完璧に歌って下さい!」というほど作曲者や審査員は厳格な歌唱を求めているわけではない。それぞれの歌手に個性や味があって当然で […]
田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「島倉千代子さま」
「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス 7.島倉千代子さま 私を「ヤス」と呼んでいた島倉千代子さんへ 「逢いたいなァあの人に」をNHKラジオの紅白で聴いたのが13歳でした。あなたは19歳、紅白初出場でしたね。1ヶ月前に父親を […]
歌が作品に緊張感と変化を与える方法とは?
ブレスでアクセントをつける!その6『いま北国』 『いま北国』は民謡ですか?ジャンルは何ですか?と良く聞かれる。 民謡歌手の伊藤多喜雄さんが歌っているから民謡なんでしょう。一方、ポップス系のアレンジャー杉山直樹さんがアジア […]
シャンソンの語り調の曲、言葉が伝わる歌い方とは?
ブレスでアクセントをつける!その5『Espelho 鏡』 「日本生まれのファド」であるが、この曲も「大好きな歌だけど、歌うのが難しい!」と良く言われる。それは、「難しいけどチャレンジして歌いたい!」というファンが増えてき […]
田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「ひばりと島倉」
「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス 6.「ひばりと島倉」 ひばりを尊敬していた島倉千代子は、必ず「ひばりさん」とか「ひばり先輩」という言い方をした。 コンサートでもたくさんひばりの歌を歌っている。同じコロムビアというレコ […]
切れのいい歌とは実はデリケートな表現が必要だった!
ブレスでアクセントをつける!その4『ワイパーはまだ直さない』 作詞の五木寛之先生もびっくりするような小気味良いボサノバロックのサウンドの楽曲であるので、どうしてもアバウトに荒っぽく歌われるケースが多く見られるが、このよう […]
バラードの歌い出しをしっとり優しく歌う方法とは?
ブレスでアクセントをつける!その3『花』 バラードの特に優しい感じの曲こそブレスが大切でかつ難しい。 課題曲の13番目に入っているMILLEAの『花』を見てみよう。 楽譜協力:「月刊歌の手帖2016年8月号」 最初の4小 […]
田勢康弘の昭和歌謡裏話、こぼれ話/ 「聴く」から「歌う」へ
「世は歌につれ」/歌謡曲ルネサンス 5.「聴く」から「歌う」へ ぼくの世代が子供のころは、歌は「聴くもの」だった。 中学校一年のとき、島倉千代子の歌を聴き、それから六〇年近く彼女の歌を聴いてきた。頼まれて「ヨコハマ・ビギ […]