課題曲

「歌唱」ここがポイント

メロディを大切にする!その2『噫 西郷どん』

トップノートをしっかり出す この曲は、最初の部分にいきなり高まりが作られている。 「さつまがすりに」の頭から高音部で入り、「ボロのへこおび」とロングトーンで引っ張った後、16分音符で細やかにフォローのメロディつまりこぶし […]

「歌唱」ここがポイント

メロディを大切にする!その1『スター』

半音をしっかり歌ってドラマを描く シャンソンファンや大人の歌のお好きな方がこの作品を好んで歌われる。シリアスで大人の味わいというか、若さでは理解できない深みのあるドラマ仕立てだからなのであろう。 美しいイントロが流れた後 […]

「歌唱」ここがポイント

メロディとリズムの刻み「符割り」の重要性

勝負どころでメロディを決める!その2『弓』 繊細な歌唱でドラマの幕開け 作曲者は詞の持つドラマ性を伝えるために様々なメロディ(音程)とリズムを模索する。その中でメロディとリズムをどう刻んで表現するかという符割りはとても重 […]

「歌唱」ここがポイント

絶対に外してはいけないキメのフレーズ その1『回転扉』

勝負どころでメロディを決める!その1『回転扉』 符割りをかっこ良く決める 「課題曲の歌唱は楽譜通り完璧に歌って下さい!」というほど作曲者や審査員は厳格な歌唱を求めているわけではない。それぞれの歌手に個性や味があって当然で […]

「歌唱」ここがポイント

歌が作品に緊張感と変化を与える方法とは?

ブレスでアクセントをつける!その6『いま北国』 『いま北国』は民謡ですか?ジャンルは何ですか?と良く聞かれる。 民謡歌手の伊藤多喜雄さんが歌っているから民謡なんでしょう。一方、ポップス系のアレンジャー杉山直樹さんがアジア […]

「歌唱」ここがポイント

シャンソンの語り調の曲、言葉が伝わる歌い方とは?

ブレスでアクセントをつける!その5『Espelho 鏡』 「日本生まれのファド」であるが、この曲も「大好きな歌だけど、歌うのが難しい!」と良く言われる。それは、「難しいけどチャレンジして歌いたい!」というファンが増えてき […]

「歌唱」ここがポイント

切れのいい歌とは実はデリケートな表現が必要だった!

ブレスでアクセントをつける!その4『ワイパーはまだ直さない』 作詞の五木寛之先生もびっくりするような小気味良いボサノバロックのサウンドの楽曲であるので、どうしてもアバウトに荒っぽく歌われるケースが多く見られるが、このよう […]

「歌唱」ここがポイント

バラードの歌い出しをしっとり優しく歌う方法とは?

ブレスでアクセントをつける!その3『花』 バラードの特に優しい感じの曲こそブレスが大切でかつ難しい。 課題曲の13番目に入っているMILLEAの『花』を見てみよう。 楽譜協力:「月刊歌の手帖2016年8月号」 最初の4小 […]